敗血症ショックと言われたけど、
翌日から状態は落ち着いてきた。
脈拍、呼吸ともに安定している。
食欲もある。
断脚手術は6月24日。
あと1週間。
たどり着けるのだろうか?…と、祈るような気持ちになる。
手術まで、毎日点滴をすることになった。
天井の照明器具に紐をかけて、S字フックを先に取り付けて、
点滴スタンドの代わりにする。
点滴開始3日くらいは、おとなしく横になっていた。
…というか、一日中殆ど眠っていた。
点滴開始4日目、
「そんなもんいらねー」みたいに嫌がるそぶりをするようになった(笑)
元気が少し出てきたのか?
おしっこをしたがるようになったので、カテーテルの違和感か?
導尿しても落ち着かない。
バルン抜去のはずはないんだけど…。
4本足で過ごせるのも残り3日。
外でおしっこをしたそうなので、思い切ってバルンを抜去した。
介助ベストで支えて、立たせてみた。
立てる!
そっと歩かせてみた。
歩ける!!
久しぶりのお庭で、気持ちよさそうな顔しておしっこをする(笑)
本当に敗血症だったのだろうか?
もしかしたら…だけど、
私は炎症性ショックだったのではないかと思っている。
自壊創は朝晩で見た目にわかるほど大きくなっている。
もう、乳児の頭くらいの大きさになっている。
こんなに急速に大きくなっていれば、炎症もかなりあるはず。
自壊創を覆っている吸収シートごしからも、中の熱感が触ってとれる。
これだけの炎症があるのだから、慢性的に炎症物質が放出されているだろうし、
ここにきて炎症物質が急速に増えているだろうし。
そう考えたら、薬を抗菌薬から抗生剤に変更してから状態が落ち着いたことに
説明がつくし。
まあ、私は医師ではないから単なる推測だけど…。
残された4本足の時間を、寝たきりのまま過ごすのではなく、
少しでも自分の足で歩けることができてよかった。
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